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イベントレポート 「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.67 ゆめ・まち ピギーちゃんと学ぶお金の使い方教室」

小学生になると、おこづかいやお年玉の使い方で親子の考え方が違い、悩むことがあります。お金は一生付き合っていくもの。親子で「お金の上手な使い方」について学ぶ「ゆめ・まち ピギーちゃんと学ぶお金の使い方教室」を、10月17日(日)(1部 10:30~11:45/2部 13:30~14:45)に2回、オンラインで開催しました。

講師はキャサリン先生こと、竹内かおりさんと、ナンシー先生こと、西岡奈美さん。キャサリン先生とナンシー先生はお金のお医者さんで、小学生のみなさんにお金についてお勉強会をしています。

まずは、お金についての想いをみんなで共有します。
「お金ってどんな種類がありますか?丸いものと四角いものがあります。」と問いかけると…
みんな、知っているお金を発表します。100円500円…1000円5000円…丸いお金は6種類、四角いお金は4種類ありますね。

みなさんは2千円札を知っていますか?
2000年に行われた沖縄サミットの時に作られました。なんと自宅に持っている子もいました。今は使われていないけれど、500円札を持っている子も。
「お金は日本の文化や歴史が書いてあります、姿形を変えながら、生活に欠かせないものになっています、じっくり見てみてください」とナンシー先生が話されます。

おこづかいは貰っていますか?

みなさんに、おこづかい貰っている人??と聞くと、貰っている子も貰っていない子もいます。
では、1ヶ月のお小遣い、子どもたちはいくら貰いたいですか?おうちの方はいくらあげたいですか?それぞれ、せーので一緒に言ってみます。


子どもたちからは50円!500円!5000円!1万円!、おうちの方からは、300円、500円、など…親子で金額に違いが出ます。「実は、この違いを話し合うことがとても大事」だとキャサリン先生は言われます。

お金ってどう扱ったらいい?

そこで、ピギーちゃん登場!
ピギーちゃんは、お金を「ためる」「つかう」「ゆずる」「ふやす」ことを学べる貯金箱です。


「ためる」のはお小遣いの2割がいい。500円もらっていたら、100円を貯金というように。これは大人になっても同じだと言われます。

そして「つかう」こともとても大事。子どもたちには「何につかいたいですか?」、大人には、「何につかって欲しいですか?」と問いかけます。「私はこれが欲しいです。」「おこづかいはこれにつかって欲しいです。」という話し合いをすることが、「つかう」練習の第1歩です。

「ゆずる」は他の人のために使うお金です。これも子どもの頃から「ゆずる」使い方を練習してほしい、他の人のために使うことは、とても幸せなお金の使い方と先生は話されます。みんなができることは、おうちの方へのお誕生日のプレゼントを買うこと。値段は関係ないのです。自分のお金から出して買うことが大事、とのことです。

「ふやす」は会社を応援するやり方です。必ず「ためる」「つかう」「ゆずる」が整ってからがポイント。ちなみに、大人も「ふやす」ことは、これからの時代には大事なこと、だそうです。

お小遣いを10で考えると、「ためる」へ2、「つかう」へ7、「ゆずる」へ1、この3つが整ったら、「ためる」から「ふやす」へ1、動かします。

ピギーちゃんを使って、お金についての理解が深まりました。

みんなでお金トークをしましょう

Q:おこづかいの値段設定はどう決めたらいいか?
A:何に使いたいか、から話し合うのがいいと思います。何に使うのか、何に使って欲しいのか、から話し合って決めましょう。お金を使う練習も大事です。

Q:大きな数字がまだわからないからおこづかいをあげていないが、あげたほうがいい?
A:どんなものがいくらするのかを知ることも大事。100円でどんなものが買えるのか。そんな練習をしてください。

Q:お手伝いをしたら10円といったように、中身の見える貯金箱をあげて、渡している。それよりも、自分でどう使うかを考えるように、決まったおこづかいをあげた方かいいのか?
A:お子さんが欲しいと思うか、が大事。使う練習もとても大事なので、まずはためることが出来ているのであれば、例えば、お祭りで決まったお金をどう使うかなど、ためてから使うことも練習してみましょう。

Q:自分で買った筆箱を使っています。おこづかいで買ったものです。筆箱を使うのが楽しいです。
A:とてもいい使い方ですね。

お金はどこからやってくる?

お金は空から降ってくるものではなく、木になっているのでもなく、働いてもらうもの。つまり、働いてくれてありがとう、という気持ちをお金の形で渡すもの。使うということは、だれかの「働く」に対してありがとうと渡すもの。お金を使うことで、ありがとうの気持ちを表すことができます。

今日の感想と質問が続きます。

Q:お金のことをもっと知りたい。もっと貯めるため方は?
A:目標のものが見つかると、早く貯まるかもしれませんね。欲しいものが見つかったら、それに向かって2割よりもっと貯めようと思うはずです。

感想:お金のことがよく分かった。お父さんとお母さんとよく話せたらと思った。

最後に、お金のジェスチャーで記念撮影をして終了です。


このイベントをきっかけに、親子で、お金について話し合って、「ためる」「つかう」「ゆずる」「ふやす」練習をして、一生付き合うお金と上手に付き合っていきたいな、と思います。
参加してくださったみなさん、講師のキャサリン先生・ナンシー先生、ありがとうございました。

 

※貯金箱ピギーちゃんについて…Money Savvy Pig(日本名:ピギーちゃん)の画像およびその加工物は米国Money Savvy Generation社の知的財産であり、I-Oウェルス・アドバイザーズ株式会社が同社との契約を基に日本における独占使用権と販売権を有しています。I-Oウェルス・アドバイザーズ株式会社の許可なくして使用を禁じます。「キャサリンとナンシーの金融教育」はI-Oウェルス・アドバイザーズの許可を得て販売取次を行っています。

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