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イベントレポート「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.64 ゆめ・まち モザイクアート教室」

最近よく耳にするSDGsって何のこと?なんだか難しそうですが、わたしたちにできることは、一体どんなことがあるのでしょうか。SDGsについて学び、たまごの殻を使ってモザイクアートに挑戦する「ゆめ・まちモザイクアート教室」を7月18日(日)(1部10:30~12:00/2部13:30~15:00)の2回、オンラインで開催しました。

講師は、NPO法人アトリエ・Petata代表の石橋幸子さんです。

参加してくれた子どもたちに「好きなこと、好きなもの、好きな食べ物、なんでもいいので一つ教えてください」と問いかけると…

納豆、サッカー、花、水泳、カマキリ、恐竜、宇宙、お友達などと答えてくれた子もいました。

ここで石橋さんから子どもたちに問題。自分の年齢に8を足してみてください。みんな8年後は何歳かな?その時にも今挙げてくれた好きなものがあるかどうか、それを守りたいと思うことがSDGsなんです、と先生。SDGsと聞くと難しい印象を受けるけれど、実は身近なところにあります。

たまごの殻に色を塗ってみよう!

普段捨てがちなたまごの殻。でも本当は捨てるところが無いんです。細かく砕いてチョークにしたり、化粧品にしたり、食器の汚れを落とすのに活用したり…たくさん使い道があります。

石橋さんのアトリエPetataではなんと、たまごの殻から絵の具を作られたそうです!今まで捨ててしまっていたことが本当にもったいなく感じます。このようにアートを制作することで、社会問題を難しく考えるのではなく自分の問題として捉えられるようになります、と石橋さん。SDGsは、いかに自分事にするかが大事だそうです。

今回はそんなたまごの殻を使って、モザイクアートを作っていきます!たまごの殻に色を塗る時のポイントは、絵の具とボンドを混ぜること。ボンドは絵の具の半量より少ないくらいが目安です。

作りたいデザインを考えながら、みんな真剣に色を塗っていきます。

SDGsとは?絵本で学ぼう

たまごの殻を乾かしている間に、先生からSDGsに関する絵本「わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ」の読み聞かせをしていただきました。

おもちゃを大事にすること、予防接種を受けること、防災訓練に参加すること。小さな一歩かもしれないけど、どれも未来を守るために大切なこと。先生の読み聞かせを、みんな真剣に聞いていました。他にも、SDGsに関する絵本をたくさんご紹介いただきました。みんながよく知っている本にも、実はSDGsのことが書いてあるんです。

 

モザイクアートに挑戦!

ここからは、お待ちかねのモザイクアート作り。まずはボードの色塗り。海、森、空、宇宙など…自分で考えたテーマに合わせて背景の色を塗っていきます。その上に、先ほど色を塗ったたまごの殻を砕いて貼り、モザイクアートを作っていきます。

みんなたくさんの色を使って、一生懸命な表情で作っていきます。たまごの殻が、お花やおにぎりや亀など、それぞれが好きなものへと変わっていき、子どもたちも楽しそうでした。さらに、これから自分が取り組んでいきたいと思うSDGsのアクションシートも貼って、自分だけのオリジナルボードが完成しました!

そのあとで、タイトルや、頑張ったこと、どんな未来になってほしいと思って作ったか、をそれぞれ発表してもらいました。

いつまでもウミガメが元気に生きて行けるように、いつまでも美味しいおにぎりが食べられる地球がいい、海のゴミを増やさないようにして生き物を大事にしたい、また恐竜が生き返る未来・・・みんなそれぞれの願いや想いを込めて、アートを作ってくれました。たくさんのSDGsに取り組もうと考えて作ってくれた子もいました。SDGsは一つのきっかけからいくつものゴールにつながっています、と先生。すでにそれに気付いているみんなが本当にすごいです。

今回のモザイクアート教室に参加してくれた子供たちを見て、SDGsについて知っているお子さんが多くてびっくり!小学校で学んでいるところも増えているようですね。

最後に、作品と一緒に記念写真。

アートからSDGsを学ぶ、楽しいイベントとなりました。

参加してくださったみなさん、講師の石橋さん、ありがとうございました。

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