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イベントレポート「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク 7.ユニバーサルデザインチャレンジinおうち」

小学生を対象とした春休み限定の体験学習プログラム、「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク」が3月29日 (月)から一週間にわたりオンラインで開催されました!
各日2種、計14種のプログラムを展開し、普段学校で学んでいる教科をまちのために活動する人たちが先生となって教えてくれました。オンライン開催ということで、関西だけでなく全国様々な地域から多くの方にご参加いただきました。

4月1日 (木)の10:30-12;00には、「7.ユニバーサルデザインチャレンジinおうち」を開催いたしました。

 

≪ユニバーサルデザインって何?

“ユニバーサルデザイン”という単語は初めて聞くという方もいるかもしれません。
難しいように感じるかもしれませんが、「どんなひとにとってもおなじように使いやすく工夫されたもの」だと先生は教えてくれます。

講師の先生は合同会社 人・まち・住まい研究所 一級建築士の浅見雅之さんです。

例えば、はさみやグローブなど右利き用で使いにくいなぁと感じたことのある方はいらっしゃるかもしれません。
左利き用のものもありますが、どちらの人も使えるように作られたものがユニバーサルデザインです。
先生は急須を例に写真と実物を使って実演してくださいました。
みなさんも「それ知ってる~!」と得意顔です。

 

 

家の中にあるユニバーサルデザイン

では実際におうちの中にあるユニバーサルデザインを探してみよう!という合図とともに、待ってましたとばかりに一斉に探索にいきます。

発見した人は次々におうちのなかで見つけたいろんなユニバーサルデザインを見せてくれます。

軽い力のワンタッチで開くことのできるウェットティッシュや、

暗いところでもボタンが光るリモコン。

どちら向きでも挿せるType-Cのコネクタなど!
非常に豊かな発想力と柔軟性でいろんなユニバーサルデザインを発見します。

 

 

これもユニバーサルデザイン!

先生からも「これもユニバーサルデザインですよ」と、4隅全てにマークが入っているトランプや、

小さいお子さんがケガをしにくいように作られた画鋲などを見せてくれました。
みなさんからも「なるほど」とコメントを入れてくれていますね♪

 

「平等」と「公平」と「ユニバーサルデザイン」の違いについてもわかりやすく説明してくださいました。

「普段何気なく過ごしている暮らしの中で、不便だと感じている人もいるんだということを知ってもらいたかった。誰もが同じような状況で過ごせることがユニバーサルデザインです」と先生はおっしゃいます。

 

 

お話を聞いて心が動いたこと

先生のお話を聞いて、チャットでのコメントや感想に
「世の中にはいろんな人がいるということが知れてよかった」
「自分にとっては当たり前でも不便に感じている人がいるんだということが分かった」
「ユニバーサルデザインは知っていたけど、こんなにたくさんあるとは思ってなかった」

と、たくさんのメッセージを残してくれました。
多様性について先生が伝えたかった事、みなさんちゃんと受け止めてくださっていましたね♪

今後も「阪急阪神ゆめ・まちソーシャルラボ」では、こども達の興味が広がるプログラムを開催していきます。

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