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イベントレポート「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク 4.国語 身近なまちの文字から学ぶ、デザインの世界」

小学生を対象とした春休み限定の体験学習プログラム、「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク」が3月29日 (月)から一週間にわたりオンラインで開催されました!各日2種、計14種のプログラムを展開し、普段学校で学んでいる教科をまちのために活動する人たちが先生となって教えてくれました。オンライン開催ということで、関西だけでなく全国様々な地域から多くの方にご参加いただきました。

2日目である3月30日 (火)の13:30-15:00には、「4.国語 身近なまちの文字から学ぶ、デザインの世界」を開催いたしました。

普段何気なく目にする「文字」はいろんなところで私たちの生活を支えてくれています。そんな文字たちにも性格がある!?
このプログラムでは、グラフィックデザイナーの清水彬仁先生がまちなかの「文字」に着目しながらデザインの面白さを教えてくれます♪

≪アイスブレイク

はじめに先生はある模様やパターン柄を見せてみんなに質問します。
「この絵を見てみんなは何を思い浮かべますか?」
その画像を見た瞬間、参加者のみなさんの顔がパッと明るくなりました。
単純な色と形の組み合わせだけで、文字が無くても誰もが知っている有名なアニメのキャラクターを思い浮かべさせられるのです。

その後も、街で見かける飲食店の看板や一度は食べたことのあるようなお菓子のパッケージロゴを見ながら、文字の中にそのものを表す特徴があるということをわかりやすくお話してくださり、「国語の授業」「デザインの世界」って難しいのかな……と緊張していたみんなの様子もあっという間にほぐれました。

文字にも性格がある!?

ロゴで表されている文字の特徴を知ったところで、つぎに文字の性格を観察してみることになりました。

文字は人間じゃないのに性格ってどういうこと?
みなさんワクワクしながら先生の言葉を待ちます。

画像を見て納得!
同じ文字なのに、書体を変えるだけで印象が全然違います。
「上の歯医者さんは怖いよね。絶対痛そう。名前からして痛そうではあるけど、僕だったら下のマイルドで優しそうな歯医者さんに行きます。みなさんはどっちかな?」
という先生の言葉に、笑いながらみなさん頷いていました。

セリフも書体が変わるだけで意味合いが全く変わってきます。
アイスブレイクで緊張がとけているみんなは、次々にチャットで先生にコメントを送り先生もコメントにすぐ反応を返しコミュニケーションを取ってくれるので、遠く離れた場所ではなく同じ教室で授業をしているように感じられました。

デザイン文字の作り方

それではワークに移っていきます。
まずは先生が例題を見せてくれました。

「パン」と鉛筆で書き、そこにパンらしさを足していきます。

ふっくらとしたコッペパンのような書体が出来上がりました。

パンの焼き目を入れたり、パンという文字の外側にも1斤の食パンを描いてみたり。
あっという間にパン屋さんの看板になりました!

楽しそうな例題に、早く作りたい~とみんなウズウズした顔で待ち構えています♪

いよいよ自分で好きな文字を選んで性格を考え、文字に命を吹き込んでいきます。
ワーク中はみなさん真剣そのもの。夢中になってあっという間に時間が過ぎていきました。

発表タイム!

 

力作揃いで、素晴らしい完成度です!
写真の他にも、有名なブランドロゴやゲーム・楽曲のタイトル、自分のお名前をデザインしている作品もありました。
みなさんこの短時間で先生のお話を自分の中に取り入れ、楽しくデザインの世界を学んでいました。

今後も「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボ」では、こども達の学びの機会となるプログラムを開催していきます。

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