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イベントレポート「ゆめ・まち×スタジモこども学びウィーク 特別プログラム2. みんな集まれ!タンポポ調査隊♪」

小学生を対象とした春休み限定の体験学習プログラム、「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク」が3月25日 (月)から5日間にわたりオンラインで開催!

各日2プログラム、計10プログラムを展開し、普段、学校で勉強している教科を、まちのために活動する人たちが先生となって教えてくれるというイベント!29日に開催した特別プログラム2つについては、初の事前応募不要のZoomウェビナー形式での開催で、関西だけでなく全国様々な地域から多くの方にご参加いただきました。

 

さて、3月29日(金)14:00~15:00に、「ゆめ・まち×スタジモこども学びウィーク 特別プログラム2. みんな集まれ!タンポポ調査隊♪」を開催いたしました。

 

【タンポポクイズに挑戦!】

講師は「公益社団法人 大阪自然環境保全協会」の木村進さんです。

この講座では、身近なところに咲いているタンポポについてクイズで学び、今まで知らなかったタンポポの世界を知ろう!というもの。

Zoomウェビナー形式での開催のため、参加者の皆さんは画面には映らず、クイズにはチャット機能や投票機能を使って回答して参加いただきます。

たんぽぽの花や葉、茎について、それぞれの特徴や特性をクイズで楽しく学びました。

タンポポの花が夜になると閉じて朝になると開くということを繰り返して3日目で完全に開くことを動画で見たり、タンポポに似ている植物の花のつき方をくらべて違いを教えてもらいました。

最初は簡単だったクイズも段々と難しくなり、タンポポに近い種類の植物は?という選択クイズでは回答が分かれました。

答えを聞いて、みなさんからは「知らなかった~!」「へえ~!」などの驚きのコメントがとどきました。
また、タンポポが食べれるということにも、みなさん関心が高かったようで、たくさんのコメントをいただきました。

 

【外国と日本のタンポポの違いを知ろう】

外国のタンポポと日本のタンポポの写真を見比べて、その違いをチャットに書き込んでもらいました。

「花のすぐ下が外国のたんぽぽのほうが太い」

「外国のは色がこい!」

「花びらが日本のはほそい」

など、たくさんの違いを見つけてくれました。

また、調査によると、今から50年くらい前は外国のタンポポが多いのは街中だけで、周辺の大部分は日本のタンポポだったそうです。
その後日本のタンポポは減少し外国のタンポポが増えていきましたが、2005年以降は少しずつ日本のタンポポが復活してきていているとお話がありました。最近では日本のタンポポと外国のタンポポの雑種(ミックス)のタンポポも生まれてきているそうです。

見つけたタンポポが日本のタンポポなのか、外国のタンポポなのか、雑種のタンポポなのかを見分ける方法も学びました。

最後に、木村さんがタンポポについて調べて続けている理由について教えていただきました。

「日本のタンポポが残っていたら、日本に昔からある良い自然が残っているということがわかり、外国のタンポポしかなかったら、人が自然を壊した場所ということがわかるから、タンポポについて調べると自分たちの住んでいるところ自然の状態がわかります。皆さんも自分の周りのタンポポについて調べてみてください。」

 

【タンポポ地図を作ろう!】

参加者に住んでいる場所とタンポポの種類についてアンケートに回答して教えていただき、その情報を元にタンポポ地図を作りました。宮城県や富山県からの参加者もおり、関西以外のタンポポについても知ることができました。

参加したみなさんからは、

「身近にあるタンポポについて楽しく学べてとても良かったです」

「白いタンポポを旅行先とかで探してみたいです」

「タンポポのことがたくさん知れて良かったし、こんな地図が作れてすごいと思いました」

「他の県に行ってどういうタンポポがあるか見てみたい」

「日本タンポポがもっと増えていったらいいと思いました」

などの感想をもらいました。

身近に咲いているタンポポの奥深い世界を感じていただけたのではないでしょうか。

今回の学びを活かして自分の住んでいるところのタンポポについても調べてみてくださいね!
地域の自然などについても関心を広げていただけたら嬉しいです。

Zoomウェビナー形式でということで、参加者の皆さんが随時感想や意見をチャットにたくさん書き込んでくださり、非常に盛り上がりました。

 

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

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