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イベントレポート「ゆめ・まち 大人の社会科見学in豊中2023」 1-1/人とつながる社会科見学 蛍池発・ホラーで愉快なディナークッキング!

「ゆめ・まち 大人の社会科見学」は、こどものころの社会科見学で感じたあのワクワク感はそのままに、大人になった自分の視点から見る「まち」の魅力や課題を考えることで、「まち」をもっと好きになるプログラムです。

この講座での気づきや出会いから、豊中の「まち」への新しい視点や関わり方を「新発見」・「再発見」しました。

 

<第1期:人とつながる社会科見学>の第1回目は、8月4日(金)19:00~21:00に「蛍池発・ホラーで愉快なディナークッキング!」をオンラインで開催しました。

 

【みんなが地域の一員になるために】

まずは団欒長屋プロジェクトの渕上桃子さんから、団欒長屋をはじめた理由、取り組みの広がりをお話いただきました。

団欒長屋プロジェクトは、渕上さん自身が、地縁もなく孤立した子育てへの不安をかかえ、職探しと保育所探しを同時に行うことの困難を経験し、「こどもは地域全体で見守りながら育つのが理想」と実感して、「こどもを中心とした多世代交流の拠点づくり」を始められた事業とのこと。

こどもの居場所として学童保育、こども食堂などをおこなうとともに、こども達が地域の一員であることを知るため、地域に出て様々な方のお話を聞き、記事を書き、「だんらんしんぶん」を発行しているそうです。そういった繋がりから、まちのお祭りでこども達が出店したり、出店の企画をしたりして地域の中で育っています。

そのほかにも対象を乳幼児にも広げ、乳幼児保育やホームサポーター派遣など保護者支援も実施しているそうです。

様々な年代のボランティアが関わり、団欒長屋プロジェクトのミッションである、「こどもを真ん中に、子育て世代とリタイア世代の「困った」と「得意」を持ち寄って暮らしをシェアできる、ゆるやかなコミュニティづくり」がすすんでいます。

 

【恐怖と笑いに包まれるサプライズな夕飯づくり】

続いて、渕上さんが蛍池で活動するうえで、地域の大人たちが協力して子どもたちにワクワクする機会を提供する大切な取組みである「蛍池ハロウィンバル」メンバーでもあり、ホラーなお菓子が豊中で話題沸騰の「中西怪奇菓子工房。」ナカニシ ア由ミさんをご紹介。子どもだけでなく大人も恐怖と笑いにつつまれる、ホラーで愉快なディナーをおうちでつくるコツを教えて頂きました。

メニューは「指のパスタ」「脳みそポテトサラダ」「目玉のバケット」の3つ!

さあ、レッツクッキング!

はじめは、ウインナーにうまく包丁で切れ目を入れ、つめのかたちをうまくかたどります。それを炒めるとまるで本当の指!!イカスミのパスタにのせるとなんだか背筋がゾワゾワ!

ポテトサラダは絞り袋で絞り出して、ケチャップなどで血のように飾りつければ、イメージ通りの脳みそができました!!

そして、バケットにモッツァレラチーズを切って、くり抜いたところにオリーブを入れます。生ハムをおいたら、ちらりとこちらを見つめようにみえる目玉のバゲットができました!

参加者のみなさんの中には、画面からも楽しんでいらっしゃる様子があふれていて、もっとこわくしてみようと、さらにアレンジを加えて楽しんでいらっしゃる方も!

普段目にする食材が、ナカニシさんのアイディアによって、びっくりホラーでみんなが笑顔になるディナーになりました!

 

【地域で横のつながり、縦の循環へ】

ここからは、作ったディナーを温かいうちにいただきながら、渕上さんとナカニシ様と司会者とのクロストークタイムへ。

渕上さんもナカニシさんも子育て世代ということで、同じ地域で成長してきたお子さんがおり、地域イベントの会議で知り合ったそうです。

団欒長屋での普段の様子の動画や写真からは、地域で活動する人をこども達が取材する様子や学習支援に通う高校生と保育所に通う幼児とのふれあいなど、こどもと地域の繋がりや地域で見守ってきたこどもが成長して、その地域のこどもを優しく見守る構図が見えてきました。

地域とのつながりを特に感じるイベント「蛍池ハロウィンバル」での催しに「トリックオアトリート」があります。これは、こども達が商店街や地域で営業する店舗を回って、お菓子やプレゼントをもらうというもの。こども達がお店の場所やそこの人たちと顔見知りなることによって、防犯や防災に繋がればという思いがあり、コロナ禍で飲食が制限された期間も続けてきたそうです。地域を盛り上げたい、こども達の成長に関わりたいという思いで活動してくれる方が集まって、毎年盛大に行われるイベントになっています。

このように、地域と関われる場所や関わりしろを持つことが、子育てに行き詰った時などに必要になってくるのではないかという思いが団欒長屋プロジェクトの軸になっています。

渕上さんも地域と関わりたいと思っている方がいたら、まずは地域のイベントに当日遊びに来てもらうだけでも、その活動の一歩、キッカケとなると呼びかけていました。

最後にご参加いただいた皆さんに、「今日の講座を通して、明日からやってみようかな!」と思うことや感想を紙に書いていただきました。

「ホラークッキング最高💛」

「こどもと一緒に作りたい!!」

「地域で活動している方達のお役にたてることをします。」

「子供と一緒にできることを考えてみます」

「自分の子以外ともたくさん関わりたいな」

 

など、この講座を通して、「ホラーディナークッキング」を楽しんでいただいたり、地域への関わりに興味を持っていただいたようです。

これからも地域でのつながりを楽しみながら、自分のできることを活かして関わっていただけたら嬉しいです。

 

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

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