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イベントレポート「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク2023」 11.あなたの思う「ステキ」はなあに?表現することを楽しもう!

小学生を対象とした春休み限定の体験学習プログラム、「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク」が3月26日 (日)から一週間にわたりオンラインと対面で開催!

各日2プログラム、計14プログラムを展開し、普段、学校で勉強している教科を、街のために活動する人たちが先生となって教えてくれるというイベント!関西だけでなく全国様々な地域から多くの方にご応募いただきました。

 

さて、4月1日(土)10:30~12:00に、「ゆめ・まち×スタジモこども学びウィーク 11. あなたの思う「ステキ」はなあに?表現することを楽しもう!」を開催しました。

 

講師は、HARUKA CREART WORKS代表 絵本作家・イラストレーターの宮本明香さんです。

 

この講座では、自分の頭の中に浮かんだ海の生き物を描いて表現することで、人と同じ、あるいは違う感性に触れていく体験をしていきます。そこで、実際に自分が“ステキ”と思う海の生き物を想像しながら、こども達にはイラストを描いていただきました。

 

【人との違いを面白がることのワクワクを共有すること】

 

はじめに、宮本さんに作品の見え方についてのお話をしていただきました。

1つの作品でも、人によって絵に対する印象や見え方は異なります。相手と同じように見えていたら共感や励みに。反対に、違って見えていたら「そういう見え方もできるのか!」と新たな学びや刺激になると宮本さんは話します。

 

では、人によってどんな風に見え方や考え方に違いがあるのか。「一番楽しい!幸せと思うことは?」「暑い夏にしたいこと、ほしくなるものは?」といった質問を軸に、みんなの頭に思い浮かんだことを共有しながら、それらを実際に体感していきます!

 

「バスケの試合をしているときが楽しい」

「クラシックの音楽を聞いているときが幸せ」

 

「サイダー味のアイスクリームを食べたい!」

「浜辺でスイカ割りをしたい」

 

といった気持ちを満面の笑みで楽しそうに話してくれました。

他の人の話を聞きつつ、いいね!かっこいい!といった嬉しい反応がたくさん届いていきます。

 

表現すること、それを共有していく楽しさを実感していったようでした。

次は、講座の本題である海の生き物達を描いていきます!

 

自分が“いいな” “ステキ”だなと思う海の生き物は、どんな色やカタチをしているのか。

海に関する物語を宮本さんに音読していただきなから、海の情景や生き物の色やカタチなどを具体的にイメージしていきます。

 

 

「実際に海にいない子でも大丈夫。その子の性格などを想像しながら描いていってね。」宮本さんの声に耳を傾けながら、画面越しでも伝わるくらい、集中しながら黙々と描いていくこども達。

 

最後にみんなが描いてくれた海の生き物を発表していただきました。カラフルなウミウシやクラゲ、リボンや蝶ネクタイをしてオシャレに着飾ったサメやお魚さんがたくさん!

 

「この子は1年に1回しか会えない」

「エサが勝手にやってくる超能力が使えるシャチさん!」

「頑張り屋さんだけど、少しおっちょこちょいな性格なの」

 

それぞれの生き物の性格や特徴も一緒に紹介してくれたこども達。個性あふれる作品に、みているだけでもワクワクして、その生き物たちに会いたくなってきます。

 

 

最後に、今日の感想を書いた紙を持って記念撮影!

参加者からは、「みんなの絵を見ることができて、すごく楽しかった」

「今回のイベントで絵を描くのがもっと好きになりました」

「みんなの頭の中がそれぞれ違うのでいいなと思いました。」

といった感想もいただきました。

 

この講座を通じて、絵を描いて何かを表現することの楽しさを感じてもらうだけでなく、自分に自信をもって今回の作品のように自分の世界をどんどん広げていってくれたら嬉しいです。

 

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

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