1.112023
イベントレポート「ゆめ・まち 大人の社会科見学in西宮2022」 1-2/はまの社会科見学 スマホでフォトジェニック!御前浜の魅力を守る活動を訪ねて
「ゆめ・まち 大人の社会科見学」は、こどものころの社会科見学で感じたあのワクワク感はそのままに、大人になった自分の視点から見る「まち」の魅力や課題を考えることで、「まち」をもっと好きになるプログラムです。
昨年度に引き続き、2022年度も西宮を取り上げ、阪神間を中心に全国から18歳以上の「西宮を新発見・再発見」したい方々にご参加いただき、地域団体と協働してオンラインと対面で開催しています。
<第1期:はまの社会科見学>の第2回は、12月18日(日)10:00~12:30に「スマホでフォトジェニック!御前浜の魅力を守る活動を訪ねて」を開催しました。
≪御前浜の魅力、それをまもる活動を学ぶ≫
まずは御前浜の近くにある西波止会館で、御前浜・香櫨園浜の景観保全の取組や環境、歴史についてお話を聞きました。ナビゲーターは第1回に引き続き、NPO法人チーム御前浜・香櫨園浜里浜づくりの二宮 毅行さんです。また、団体スタッフの方々にも来ていただきました。
参加者の皆さんにお配りした「探検帳」は、まさにこどものころの社会科見学そのもの!
この冊子を使って、御前浜・香櫨園浜の多様な動植物や歴史を紹介し、大阪湾では貴重な自然海浜をまもる活動、つかう活動、そだてる活動について学びました。
御前浜にある西宮砲台は史跡名勝天然記念物に指定されて今年で100周年になります。砲台の周りに岩が円形に並んでいるところもあり、江戸幕府が大阪湾防備のために築造した跡が今でも残っているそうです。
色々な植物や生き物が生息し、歴史を感じることができる魅力的な御前浜・香櫨園浜についてのお話を皆さんうなずきながら興味深く聞いていらっしゃいました。
≪知っていますか?写真を撮るときの基本法則≫
続けて、プロップスタイリストとしての経歴もあるフォトグラファーMANAMIさんからスマホで映える写真の撮り方についてレクチャーをしていただきました。
皆さん、プロップスタイリストってご存知ですか?
プロップとは小道具のことで、プロップスタイリストは小道具を使って空間演出する職業のことを指します。
空間演出といっても、大がかりなものでなくても撮影する際にちょっとプラスワンするだけで目を引く写真を撮ることができるそうです。
さて、本題に戻って、素敵な写真を撮るコツについてのお話です。
撮影の基本法則3分割法と垂直・水平を意識することを資料の写真を見比べながら、わかりやすく説明していただきました。
そして早速、MANAMIさんがスタイリングした小道具のセットを使って、3分割法や垂直・水平を意識しながらの撮影タイムです。
参加者の皆さんはセンス良く配置された小物を思い思いに撮影し、講師のアドバイスに真剣に耳を傾けていました。
≪スマホで御前浜の魅力を切り取ろう!≫
いよいよ、御前浜に移動して、小道具のひとつであるフォトフレームや前回のプログラム「阪神間の浜辺に想いを寄せるジオラマ風ミニテラリウムづくり!」で作った砂ボトルなどを使って、映える写真を撮っていきます。
参加者の皆さんの中には配布された小物の他に、流木を使って撮影したり、講師が持参した小物を上手に使っていらっしゃる方もいました。皆さん素敵な“映え写真”を撮ってくださっていて、御前浜の魅力が伝わってきます。
素敵な写真を撮影した後は、NPO法人チーム御前浜・香櫨園浜里浜づくりの皆さんと一緒にビーチクリーニングです。
2つのグループに分かれ、浜の草引きと波打ち際のゴミ拾いを行いました。
草引きは熊手を使って草を抜きとっていきます。一方、ゴミ拾いは打ち上げられたプラゴミやペットボトルを拾っていただきました。
最後に、ビーチクリーニングしたゴミ袋を集めて一緒に記念撮影をしました。
そして、皆さんからひと言 感想をいただきました。
「きれいな海と空 きれいな浜できもちよかった」
「御前浜の清掃・維持管理に尽力されている事 分かって良かったです」
「写真の三分割法 実践していきます」
「映え写真撮りたーい!!」
「気温は冷たくても心はとっても温まりました」
といったお声をいただき、プログラムを楽しんでいただけたようです。
このプログラムで御前浜の魅力やそれをまもる活動に興味をもっていただいたことを、皆さんのあしたからのアクションに繋げていただけたら嬉しいです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
地域の魅力を新発見!再発見いただけるプログラムはまだまだ続きます。
ただ今、「第2期 まちの社会科見学」参加者を募集中!詳しくは下記の特設ページをご覧下さい。
ご応募をお待ちしています。