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イベントレポート「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク2022」 12.理科 みんな集まれ!タンポポ調査隊♪

小学生を対象とした春休み限定の体験学習プログラム、「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク」が3月28日 (月)から一週間にわたりオンラインで開催!

各日2プログラム、計14プログラムを展開し、普段、学校で勉強している教科を、まちのために活動する人たちが先生となって教えてくれるというイベント!
オンライン開催ということで、関西だけでなく全国様々な地域から多くの方にご参加いただきました。

 

さて、4月2日(土)14:00~15:00は、「12.理科 みんな集まれ!タンポポ調査隊♪」を開催!

 

身近にあるタンポポの性質をクイズで学び、近所で咲いているタンポポは外国からきたものか、日本に昔からあるものか調べてみましょう!

公益社団法人 大阪自然環境保全協会の木村さんにお越しいただきました。

<タンポポの「ふしぎ」を探ろう!

身近なところで咲いているタンポポには、実は知らない「ふしぎ」がいっぱい!そんな、知っているようで知らないタンポポの「ふしぎ」をクイズ形式で教えていただきました。

はじめはみんなが知っている、簡単な問題から。

みんな自信を持って、画面に向かって回答してくれました。だんだん問題が難しくなるにつれて、首をかしげる子も。

みんながクイズに夢中になっている様子が伝わってきます。そして、タンポポの「ふしぎ」が次から次へと明らかになっていきます。

 

「花が黄色ではないタンポポがあるか?」

こちらの問題の答えは「黄色でないものもある」です。

 

タンポポにはシロバナタンポポといって、白いタンポポもあるそうです。そして、なんと白い花びらと黄色い花びらが混ざることも…これは突然変異が起きたもので、とても珍しいタンポポだそうです。

シロバナタンポポは大阪城公園でも見られるそうですよ。みなさんも探してみてくださいね。

<外国のタンポポと日本のタンポポ

また、「外国のタンポポと日本のタンポポはどこが違うか」という問題では、比較写真を見たこども達がたくさん違いを発見し、元気よく発表してくれました。

先生の解説によると、外国のタンポポは市街地に多く生育し、昔ながらの自然が残る農村には、日本のタンポポが多いそうです。

昔は日本のタンポポがたくさんありましたが、段々と自然が減って減少し、外国のタンポポが増えてしまいました。

しかし、最近はまた日本のタンポポの数が増えてきていて、日本のタンポポと外国のタンポポの雑種も増えてきているそうです。

<タンポポ調査隊になろう!

先生から、タンポポ調査隊の任務が発表されました!

まずはタンポポを探して、摘んできます。そしてよく観察して種類を調べ、見つけた場所等を書いて、キットに同封されている調査用紙を完成させます。それを大阪自然環境保全協会に郵送すると、先生が調べてくださり、調査報告に加えてもらえます。

みんなで協力すれば、色々な地域の状況が調べられますね。

最後に先生から質問です。「なんでタンポポを調べていると思いますか?」

答えは、タンポポを調べることで、自然環境がどう変わって、日本の昔からある良い自然(里山)がどのくらい残っているかが分かるから、だそうです。

タンポポを調べることは、自然環境を調べることと繋がっているのですね。

参加者のみなさんに感想を書いてもらうと

「タンポポおもしろかったです」

「またタンポポについてしらべたい」

「勉強になった」などたくさんの声がきこえました。

タンポポの「ふしぎ」を知って、益々興味を持ってもらえた様子でした!

これからは、タンポポを見つけたら自然が残っている地域なのか、市街地なのか、分かるようになりましたね。

みなさん、ぜひタンポポ調査隊になって、自分の周りの自然について調べてみてくださいね。

 

全国各地からご参加ありがとうございました!

 

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