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イベントレポート「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボVol.55 ゆめ・まち アップサイクル・ワークショップ」

沿線の市民団体やグループ各社等と協働で、お客様参加型のワークショップやセミナーを定期的に実施する「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボ」。

前回に引き続き、Zoomを利用したオンラインイベントを開催しました。
関西だけでなく関東や海外からもたくさんのお子さんや保護者の方にご参加いただきました。

■アップサイクルとは?初級編、輪っかのオーナメントを作ろう

12月19日(土)、「~身近な素材でアップサイクルを体験しよう~ ゆめ・まち アップサイクル・ワークショップ」を、第1部10:30~12:00、第2部14:00~15:30の2回実施しました。

捨てられてしまう素材を活用し、まったく違う新たな製品に生まれ変わらせる「アップサイクル」。今回はインターネット環境を整える際に使う、無線LANケーブルの廃材を使い、おうちに飾りたくなるオーナメントとブローチを作ります。

ゲストには、アーティスト/絵描きの花本ゆきのさんをお迎えして、まずアップサイクルとは何か、具体的に教えていただきました。

花本さんが見せてくれたのはかわいい鳥のオブジェ。なんと材料は海岸に流れ着いたゴミなんだとか!
他にもトラックの幌や捨てられたタイヤからおしゃれなかばんを作ることもできるそうです。

こうして不用品に様々な工夫やデザインを施し、別の価値があるものに生まれ変わらせることを「アップサイクル」といいます。環境への影響が少ない点からも注目されており、企業などでも取り組まれています。

あらかじめ、みなさんには「自宅にある使わない毛糸や着古したTシャツなどがあれば捨てずに置いておいてください」とアナウンスしていたため、カラフルな毛糸を用意された方もいらっしゃいました。

アップサイクルについて学んだところで、さっそく初級編のオーナメント作りに取り掛かりました。

はじめに毛糸を短く切り、無線LANケーブルでできた輪っかに1ヶ所結びます。あとはケーブルが見えなくなるまでひたすら毛糸をくるくる巻いていきます。

参加者のみなさんは、分からないところを花本さんに聞いたり出来栄えを見せたりしつつ楽しくお話しながら作業しました。

途中で毛糸の色を変えるというアレンジも加え、色鮮やかなかわいいオーナメントが完成しました!

 

■続いて上級編!ブローチを作ろう

次は、やや難しいブローチ作り。

初級編でオーナメントを作る時に使ったものとは少し違った輪っかを使います。

まず毛糸を切り、輪っかの中心部に結びます。そして中心部から伸びた線に上、下、上、下…と交互に毛糸を巻きつけていきます。これは「丸織り」といってコースターを編むときに用いる方法だそうです。

「これで合ってるー?」「次はどうしたらいいの~?」とみなさん積極的に声を届けてくれました。

ラスト30分間は地道に毛糸を巻く作業。いつのまにかお子さんたちはお話することも忘れ、真剣な表情で一生懸命手元を動かしていました。その様子に「あれ、みんな無言のまま終わっちゃう!?」と花本さんがドキドキする場面も。

最後まで集中力を切らすことなく、みなさんそれぞれの個性が光るブローチが出来上がりました。

お子さんたちに今日の感想を聞くと、「上、下、上、下に巻くのが難しかった!」「捨てるもので新しく作ることがエコなんだって分かった」「話しながら作るのって楽しい!」と元気いっぱいに答えてくれました。

「想像力をつかって、今あるもので工夫して何かを作ることは大人になってからも大切です」と花本さん。

今は難しいと感じた作業も1度経験していると次は手が覚えているためどんどん上達するそうです。

年末の大掃除で不要になったものがあれば、ぜひおうちの人と相談しながら素敵な作品を作ってみてくださいね!

 

 

さて、次回のゆめ・まちソーシャルラボは、1月24日(日)に「ゆめ・まち はじめてのおうち美術館」を開催いたします。

アートってちょっと難しそう…でも実は、とってもおもしろい!

絵画などの様々な見方や感じ方を共有して、アートディレクター中村征士さんと一緒に親子で楽しくアートへの理解を深めてみませんか。

こちらもご参加お待ちしております。

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ゆめ・まち はじめてのおうち美術館
詳細ページはこちら
お申し込みはこちら

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