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イベントレポート「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.83 ゆめ・まち こどもラボ 冬野菜を丸ごといただき!無駄なく料理を楽しもう」

「ゆめ・まち こどもラボ」は「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」が地域の市民団体や企業と協働し、それぞれの強みやリソースを持ち寄ることで、こども達に五感を使ってワクワクする「体験」や「学び」の機会を提供するプログラム。

みなさんからいただいた参加費は全額、地域を支える市民団体に寄付します。

 

第3回目は1月14日(日)に「冬野菜を丸ごといただき!無駄なく料理を楽しもう」を大阪ガス ハグミュージアムにて開催しました!

 

【冬野菜はどうやって作られる?】

まず、キッズファームin京都大原の廣瀬さんから冬野菜についてのクイズを交えながら、冬野菜にはどんな種類があるのか、畑でどのように育てられるのかを教えていただきました。

種クイズで4種のタネを見比べて、何の冬野菜の種なのかを想像力を働かせて親子や周りの参加者と話し合ったり、廣瀬さんの畑で採れたネギや大きなサツマイモを見せてもらい、「わあ、おおきい」と驚く様子も。

 

【無駄のない調理に挑戦!】

パートナー企業の大阪ガスネットワーク株式会社の船溪さんからは家庭でできるエコ活動についてお話いただきました。

地産地消や旬の野菜、エネルギーの効率的な使い方等、普段の生活の中で実践できることをわかりやすく教えていただきました。

そして、みんなが楽しみにしていたクッキングに挑戦!

今回つくるレシピは

・合わせだし
・白菜とサツマイモとお揚げのほっこりお味噌汁
・だしがら昆布とかつお節のつくだ煮
・焼き芋入りぜんざい
・とろーりチーズのきのこ照り焼きハンバーグ
・ごはん(お鍋炊き)

 

キッズファームin京都大原さんから提供いただいた野菜は無農薬で作られているので、皮ごとおいしく食べられます。

調理講師から、「ネギの根の近くの白い部分は甘くておいしいため捨てる部分をできるだけ少ないように切りますよ。」と教えてもらい、「そうなんだ!知らなかった」と無駄なく使うポイントも学ぶことができました。

こども達は真剣な表情で一つ一つの調理に丁寧に取り組んでいました。

調理が進むにつれて、会場内にいい匂いが漂ってきます。

1品、また1品と親子で協力して、おいしそうな料理がテーブルに並んでいきます。

できあがった班から廣瀬さん、船溪さんと一緒に「いただきます」をして、食事タイム。

 

「おいしい~!」

「私もつくれた!」

「いっぱい食べられるよ!」

など、親子の会話にも花がさき、こども達の笑顔が弾けました。

 

【無駄なく使う工夫を知ろう!】

ここで少し、大阪ガスネットワーク株式会社が取り組んでいる環境にやさしい活動や今日使った食材について紹介がありました。なんと今回使ったお米は、カニの殻を肥料として無駄なく活用してつくられたものなのです。資源や食材を無駄なく活用し、よりよい生活やおいしい食材をつくることができるなんて驚きですね。

船渓さんの、これからは「環境によいことを『しっている』」から「環境によいことを『している』」にしていきましょうの言葉にみなさん、大きくうなずいていました。

 

次に廣瀬さんに再び登壇いただき、「今みんなが食事ができることは当たり前のこと?」という質問をみなさんに投げかけました。

廣瀬さんの畑では昨年の秋は台風が来なかったために、雨が降らず、気温も高い日が続いた影響で、大根に穴があいたり、白菜が緑の葉で広がってしまったりしたそうです。このような野菜はお店では売ることができません。

でも、廣瀬さんのところでは、穴があいた大根や葉の広がった白菜も工夫をして食べているそうです。

最後に、普段みんなが食べている野菜は選びぬかれた野菜なので、それを当たり前とは思わずに感謝して食べてほしいと呼びかけていました。

こども達に感想を聞いてみると…

「包丁を初めて使ったけど、できた。」

「気温が上がると畑にも影響してしまうことを知った。」

「大根の穴があいても工夫して食べれることを知った。」

「自分で作った料理を食べるのがとても楽しかったし、おいしかった。」

「いつも食事できる事は幸せで感謝しないといけない。」

 

など、たくさんの発見があったようです。

ワクワクするような料理体験を通して、環境にやさしい調理や食の大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

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