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イベントレポート「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.83 ゆめ・まち こどもラボ 手触りにワクワク!クリスマスタペストリーを作ろう」

「ゆめ・まち こどもラボ」は「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」が地域の市民団体や企業と協働し、それぞれの強みやリソースを持ち寄ることで、こども達に五感を使ってワクワクする「体験」や「学び」の機会を提供するプログラム。

みなさんからいただいた参加費は全額、地域を支える市民団体に寄付します。

第2回目は12月10日(日)に「手触りにワクワク!クリスマスタペストリーを作ろう」を無印良品 阪急西宮ガーデンズ店にて開催しました!

 

【環境を守るための取組って?】

まず、NPO法人こども環境活動支援協会の長手さんから西宮にある山・川・海の環境保全のための取組紹介や、甲山(かぶとやま)をはじめとした森の資源活用や循環についてのお話がありました。

木の実クイズやどんぐり調べでは、「そうなんだ~!」「知らなかった!」と親子で驚く様子もあり、新しい発見もあったのではないでしょうか。

パートナー企業の無印良品の尾方さんからは店舗で扱っている自然素材やウールについて、環境保全の観点からお話がありました。

ウールにはヤクウールと再生ウールなどの種類があり、なぜヤクのウールを使うのか、ヤクってどんな動物?などクイズを交えながら、無印良品の環境を守る取組をわかりやすく説明いただきました。

こども達はそれぞれのウールの感触を触りながら楽しそうに確かめていました。

今回のワークショップで使う材料として

・西宮の甲山で収集した「木の実」

・甲山の森林の保全のため樹木を間引く時に発生した「間伐材」

をこども環境活動支援協会からご提供いただき、

・服やソファなどをデザインするときに使われなかった「生地」

・廃棄する予定の「カーテン」

を無印良品からご提供いただきました。

それぞれの素材をアップサイクルして、すてきな作品を作っていきましょう!

 

 

【アップサイクルしてクリスマスタペストリーを作ろう】

ここからはハピネスキッズアートのもりもと先生にご協力いただき、クリスマスタペストリーを作っていきます。

まず、タペストリーの土台となる布にステンシルという技法を使って、アクリル絵の具でクリスマスツリーを描いていきます。

先生の手本を見るこども達の目は真剣そのもの。

描いたツリーの上や横に好きなように木の実や端切れを使って飾り付けていきます。

木の実を細かくちぎって貼りつけたり、端切れを好きな形に切り取ったり、端切れを組み合わせてプレゼントを形作ったりとこども達のアイデアは次から次へと溢れ出ていました。

枝や木の実、布の触り心地や見た目の違いを感じながら、みんな楽しそう。

オリジナルのクリスマスタペストリーができたら、もう一つ。

無印良品のカーテンやソファの余り布をパッチワークした大きなクリスマスツリーのタペストリーにまつぼっくりのオーナメントをみんなで取り付けて、大きな作品も完成しました!

この大きなタペストリーは12月25日まで無印良品 阪急西宮ガーデンズのサブエントランスに展示され、多くの方に見ていただきました。

こども達からは、

「貼り付けるのが楽しかった!」
「布がふわふわしてた。」
「ウールの種類をはじめて知った。」
「知らなかった木の実を触って楽しかった」
など、感想をもらいました。

手触りや見たことのない木の実などでワクワクする工作を通して、自然や環境を守る取組についても考えるキッカケになったのではないでしょうか。

 

最後にそれぞれ作ったタペストリーをもって記念写真を撮りました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

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