3.142023
イベントレポート|@スタジモ×ワークショップBOX西宮 にしのみやワークショップ宣言・誕生!誰かの「やってみたい」を叶えるために
2月23日(祝)、スタジモにしのみやにて、ワークショップBOX西宮実行委員会と共催で、「ワークショップ」を用いたまちづくりのかたち考え、ゲストの事例紹介をきき、みなさんでワークショップの魅せ方や場をつくること、ワークショップづくりについて考えるイベントを開催しました。
<ゲスト>
・ワークショップBOX西宮実行委員会 委員長 武地秀実さん
・西宮市文化振興課 上念省三さん
・KDTダンスファクトリー 北内貴子さん
・和文化の玉手箱 福崎希美さん
<ファシリテーター>
・株式会社いきいきライフ阪急阪神スタジモにしのみや 松村真弓
【ワークショップBOX西宮とは?】
実行委員長の武地さんから、まずはワークショップBOXができた経緯についてお話いただきました。
文化や芸術を楽しめる環境がある西宮の特性を生かし、多くの人が「見る」人から「する」人になりアートを楽しんでもらうために、ワークショップ実践者を盛り上げ、ご自身も活動されてこられたお話をお聞きしました。
次に、西宮市文化振興課の上念さんから、ワークショップが開催され文化が活性化する事で、市民が参加し体感する事で人生の質(QOL)の向上につながることの大切さについて教えて頂きました。
また、現在活動している人たちで情報を共有し合い、データベース化することで、より活動を活発にさせていきたいという強い意志をお聞きしました。
【誰かのやってみたい!を叶える講師になるために】
ここで話題提供。これまで数々のワークショップや、講師の活躍の場をつくる事業の企画・運営をしてきたスタジモにしのみやの松村より、講師も受講者もワクワクする場づくりとよりよいワークショップをつくるための仕掛けのヒントをお話させていただきました。
ワークショップづくりにおいて「起承転結+ワクワク+愛」というキーワードで、参加者のみなさんに、明日からすぐに使えるワークショップ成功の“仕掛け”、講師のみなさんのアイディアを広げるための企画の種の作り方をお伝えしました。
そのうえで、いま阪神間でたくさんの「あんなことをやってみたいな~」という生徒さんの気持ちを大事にした取組みをおこない、大活躍の講師お二人をお招きし、それぞれの事業のなり立ち、現在多岐にわたる活動における大切な視点をお話いただきました。
まずお一人目の北内さんからは、展開されている子ども向けのダンススクールの取り組みと、まちとつながる活動についてお話いただきました。
教室でもおこなっている簡単なストレッチをおしえていただきました。身も心もほぐれたところで、スクールを通して、子ども達が夢に向かって羽ばたいていけるよう活動されていること、今後の展望を熱くお話していただきました。
ゲストのお二人目、福崎希美さん。茶道を中心に活動されています。
お話の前に、どの講師さんにも役立つ、美所作についてプチワークショップをしていただきました。講師は人に見られる職業!やっぱり素敵な所作を身につけたいところです。福崎さんのしなやかな動きを学んだところでご自身の経験をまじえたお話をお聞きしました。
「次はいつ開催されますか?」と聞かれるワークショップ作り3か条という、みなさんが一番聞きたいところを端的にまとめてお話くださいました。
また、「自利利他」という言葉をご紹介いただきました。
自分がする教室やワークショップ…自分だけでなく「周りも楽しく素晴らしい経験になる」と自信をもって事業・活動をおこなうことが物事実現への最大の鍵とのこと。
自分がおこなうことが世のため、人のためになると想いをのせた活動を展開される福崎さんの経験を元にした力強いレクチャーに、みなさんメモを取りながら熱心にお話しを聞かれていました。
【お話が尽きない!アットホームな交流会でコラボレーションの話も】
最後はゲスト参加者の皆さんみんなで交流会!
名刺交換をしながら、ご自身の活動を紹介し合ったり、活動に対して現在不安に思われているいること等を共有したり、和気あいあいとした時間を過ごされていました。
中には、近いうちにコラボーレーションをしましょう!とお話が盛り上がっている方々も。
ワークショップや教室を開催されているゲストからのお話や交流会を通して、今後の活動を新たに一歩、踏み出すきっかけになったのではないでしょうか。
オンラインオフライン共にたくさんの方にご参加いただくことができました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!