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イベントレポート「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.77 ゆめ・まち×第一フロンティア生命 わくわく未来ワークショップ」

様々なお仕事の中から自分の興味関心はどこにあるのかを知り、自分の将来の仕事について考えてみるワークと、ボードゲームの体験を通して、ライフイベントについて知ったり、お金の大切さや為替などの金融知識を楽しく学ぶ親子向けイベントを10月29日(土)(1部10:30~12:30/2部14:00~16:00)に対面で開催しました。

 

≪小林一三氏ってどんな人?≫

まずは阪急阪神ホールディングスのレクチャーからはじまります。

みなさんは、阪急電鉄をつくった小林一三氏を知っていますか?
小林一三氏が取り組んできた「まち」づくりについてお話を聞きます。

初めて阪急電車が走ったのはおよそ112年前!
昔の池田駅周辺は人も少なく建物もない場所でした。そのような場所を小林一三氏は「乗る人がいないなら、乗る客を自分でつくりだせばよい。沿線に人が集まる場所をつくろう」という逆転の発想でまちづくりを始めました。

参加者のみなさんには当時に思いをめぐらしていただき、「駅の近くにどんな場所をつくったら、ひとが集まるか」を考えてもらいました。

みなさんの発表では「デパート」や「公園」など、みんなが行きたい場所が出てきました。
沿線に人が集まる場所をつくることで、電車を利用する人も増え、成功したアイデアもありますが、失敗もあったそうです。

ここで、小林一三氏とアイデア勝負!
「日本発の室内プールをつくったけど、水が冷たすぎてお客様が来なかった…では、この施設を使い方を変えてお客様がきてくれるようにするにはどうしたらよいでしょう?」

みなさん、親子で話し合い知恵を出し合って、「釣り堀」や「体育館」などの回答がでてきました。

答えは・・・劇場!
これが今の宝塚歌劇につながっています。
参加者のみなさんもなるほどと、失敗を成功に変えた小林一三氏のアイデアに感心された様子でした。

こうした小林一三氏の取り組みは電車に乗る人を増やすとともに、地域の人とのまちづくりにもつながっていきました。

 

≪自分の興味はどんな仕事につながってるの?≫

電車に乗る人を増やしたり、人々を楽しませたりするアイデアは小林一三氏の「小説を書くことが好き」や「演劇を見ることが好き」といった興味からつながって生み出されたものだそうです。

さて、今度は自分の興味について見ていきましょう。どんな仕事につながるのでしょうか。

用意されたチェックシートを使って、自分がどんなことに興味があるのか選んでもらいました。その結果で、自分の興味の強い分野が分かります。
その分野につながっている仕事をたくさんある仕事一覧の中から探して、興味をもった仕事にチェックをいれてもらいました。
「面白そう」「やってみたい」「もっと知りたい」などと感じた仕事にどんどんチェックをしてもらいます。最後にその中で一番興味がある仕事を選んでもらい、その仕事と理由をワークシートに書いてもらいました。

「経営コンサルタント」「学者」「建築士」「プロスポーツ選手」「動物病院のお医者さん」…いろいろな仕事があがりました。

そして、自分が興味をもった仕事について保護者の方と話し合う時間を持ちました。みなさん、自分の興味を一生懸命、保護者の方に伝えている姿が印象的でした。

自分の興味について考えることは自分の未来につながります!もっと自分の興味があることを増やすと、自分の将来の可能性や夢が広がっていきますよ。

これからも、どんどん興味をふやしていってくださいね。

 

≪ボードゲームで楽しみながら金融教育を学んじゃおう!

次は、第一フロンティア生命の「ライフシミュレーションゲーム FrontierWorld」というこどもの金融教育として開発されたボードゲームを使って学びます。入学・就職などのライフイベントごとに「選択カード」によって「人生の選択」を行い、マスを進めていくゲームです。多くの学校で金融教育の入門として活用されており、人生のさまざまなライフイベントやお金の収支を知り、さらには円とドルの為替についても楽しみながら学ぶことができます。

ゲームの進め方や為替交換の方法などを聞いたのち、親子で対戦がはじまりました。みなさん、開始直後から笑顔があふれ、会話が弾みます。

また、必ず止まるライフイベントの住宅購入のマスでは「こんなにお金がかかるんや」、そしてマスが進み、子どもが学校へ通うようになると、「どんどんお金が減ってく~」などといったお子さんの声も!
「iDeCoって何?」と保護者の方に質問をぶつける子もおり、ゲームを通して参加者それぞれにたくさんの気づきがあったのではないでしょうか。

ゲーム終了後は、結果発表。みんなマイナスにはならず、2億以上の財産になったと嬉しそうに教えてくれて、大盛りあがりのうちに終わりました。

このゲームで知ったことや感じたこと、疑問に思ったことをお家に帰ってからも調べたり、家族で話し合ったりして金融に関する知識をさらに広げていってほしいと思います。

最後はまとめとして、参加されたお子さんに今日の感想を書いていただきました。

「自分にあう職業が見つかってよかった」
「いろいろな仕事があることを知ることができた」
「いろいろな選択があっておもしろかったし、為替とかの勉強ができてよかった」
「お金の大切さがわかった」
「40代から50代はお金がかかることを知り、お金をためておこうと思いました。」

など、たくさんの声をいただきました。

自分の将来やお金のことについて考えるよい機会になったのではないでしょうか。

これからも自分の興味やお金に関する知識の幅をどんどん広げて、素敵な将来の一助としてくださいね。

最後に参加してくれたみなさんと記念写真を撮りました。

講師の先生方、そして参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

次回のゆめ・まちソーシャルラボは、11月25日(金)「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.78 ゆめ・まち 大人の社会科見学in西宮 2022/1-1 阪神間の浜辺に想いを寄せる ジオラマ風ミニテラリウムづくり!」です。どうぞお楽しみに!

 

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