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イベントレポート「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.74 ゆめ・まち×大阪ガスネットワーク 防災ワークショップ」

外出時に災害にあったら?ライフラインが止まってしまったら?あなたならどうしますか?災害時にどのように行動すれば良いのかを考えてみましょう。

まちの中とご自宅、それぞれに役立つ防災の知識やいざという時のために備えることの大切さを学ぶ講座「ゆめ・まち×大阪ガスネットワーク 防災ワークショップ」を、7月23日(土)(1部10:30~12:00/2部14:00~15:30)にオンラインで開催しました。

講師は、阪急電鉄・阪神電気鉄道ほか3社で構成される「梅田地区エリアマネジメント実践連絡会」の菅 千遥さんと、大阪ガスネットワーク株式会社の船溪 俊輔さんです。

防災について学んでみたい、身近なものを使った応急処置方法を学んでみたい、災害時のクッキングに興味がある、小学生と保護者の方がご参加くださいました。

 

≪みんなが助け合えるまちをつくるために≫

まずは菅先生から、「梅田防災スクラム」についての紹介です。

まちにいる誰もが積極的に力をあわせ、助け合うことができる「みんながみんなを守るまち 梅田」を目指して、「梅田にいる人」「梅田に来る人」に防災について考えてもらうきっかけづくりを行うほか、「梅田にいる人(梅田で働く人)」どうしが知り合いになり、防災について学び合える場づくりをしているそうです。

 

身の回りのものを使った応急手当の方法≫

骨折した際の応急処置の順番をクイズで知り、応急処置の適切な順番が分かったところで、実際にチャレンジしました!菅先生の説明をよく聞きながら、一緒にやっていきます。

チャレンジした応急処置の詳しい内容は、
梅田防災スクラムのHP https://umeda-connect.jp/bo-sai/に載っていますので、ぜひチェックしてみてください。

参加してくださったみなさんも、おうちの方にモデルになっていただいて、上手に応急処置ができている様子が画面からも見ることができました。

≪なぜ今、防災教育が必要なのか

続いては船溪先生から、防災についてお話していただきました!

阪神淡路大震災・東日本大震災など、さまざまな災害を経験してきた日本は「災害大国」といわれ、日本で生きていくということは「災害とともに生きていく」ということです。ガス・水道・電気は、私達の生活を支える命綱=ライフラインと言い、過去の大きな自然災害はライフラインが止まったことで、たくさんの人々がとても不便な想いをしました。

自然災害は、次にいつどこで起こるか分かりません。いつ起きるか分からない自然災害に立ち向かうために、今回防災について学び、いざという時に役立つ「知恵」と「工夫」を身につけていきましょう!

大きな災害が起こると町はどうなるのか、参加者のみなさんと一緒に考えていきました。例えば、ガスが使えなくなったらどうなるでしょう?料理ができなくなる・お風呂が沸かなくなるなど、さまざまな意見が挙がりました。

ガス・水道・電気3つとも止まってしまうと、ふだん何気なく行っていることがほとんど出来なくなってしまいます。
ライフラインが止まってしまうかもしれないということを、知っているか知っていないかで備えに対する心構えが変わってくるとのこと。
いざという時、今日のお話が、みなさんの力となってくれますね。

 

≪紙食器と、まほうびんパスタを作ってみよう!≫

災害時の「食べること」についても考えてみましょう。

災害時は食器が壊れて使えない場合があるので、まずは、紙を折って、紙食器を作りました。
紙食器に直接食事を入れてしまうとふやけてしまうので、紙食器の上にラップをかけてから、食事をいれて下さいね。

紙食器を作ったあとは、おまちかねの災害時に役立つクッキングです!

今回はまほうびんパスタ作りに挑戦しました!

詳しくは大阪ガスネットワークのHP https://network.osakagas.co.jp/effort/bousai/index.htmlに動画で掲載されていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

 

先生から教わった調理方法でみなさん、一生懸命取り組んでくれました!

とっても美味しそうなパスタができましたね!

また、机などがない場所で食べるときは、紙食器だと熱くて持ちづらいので、段ボールをお盆代わりに使うこともあるそうです!

最後に、参加者のみなさんに今日の感想を書いていただきました。
「南海トラフ地震のことや、何かあったときのことを、くわしく知れて良かった」
「水筒からパスタが作れてすごかった!」
「このような防災クッキングで他になにができるのか知りたい」

みなさんが防災に興味を持ってくださって、楽しく参加していただけてよかったです!

今日のワークショップをきっかけに、おうちの人と防災について考えたり、お友達と「知恵」を出しあってみてくださいね。そして、ひとりひとりが自分ごととして防災に対する意識を持ってくれることを願っています。

楽しく分かりやすく、応急処置のこと、自然災害のこと、防災のことを教えていただいた、梅田地区エリアマネジメント実践連絡会の菅先生・大阪ガスネットワークの船溪先生、そして参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

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