4.282022
イベントレポート「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク2022」 4.理科 色の世界をのぞいてみよう!色水実験で科学を体感
小学生を対象とした春休み限定の体験学習プログラム、「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク」が3月28日 (月)から一週間にわたりオンラインで開催!
各日2プログラム、計14プログラムを展開し、普段、学校で勉強している教科を、まちのために活動する人たちが先生となって教えてくれるというイベント!
オンライン開催ということで、関西だけでなく全国様々な地域から多くの方にご参加いただきました。
さて、3月29日(火)14:00~15:00は、「4.理科 色の世界をのぞいてみよう!色水実験で科学を体感」を開催!
色の三原色、赤・青・黄の3つの色からたくさんの色が作れることを体感して、楽しみながら色の違いを観察したり、分析してみよう!
担当する先生は一般社団法人 日本こども色彩協会のこども色彩知育インストラクター 長澤正美さんです。
<赤・青・黄で何色ができるかな?>
色の三原色って知っているかな?
基本となる3つの色、赤・青・黄のことです。
先生から「三原色を使って何色ができるかな」と問題が出て、みんなに書き出してもらいました。
むらさき、みどり、オレンジ、ちゃいろ…
みんながたくさんの色を書き出してくれました。
<3原色から12色つくってみよう!>
先ほど、みんなが書き出した色が本当につくれるのかどうか、三原色を混ぜていよいよ色水実験です!
まずは三原色の色水をつくります。
みんな楽しそうに絵具と水を混ぜて色水をつくっていました。
三原色の色水ができたら、その色水をつかって分量を量りながら、むらさき、みどり、オレンジをつくっていきます。
「むらさき」でも「赤っぽいむらさき」、「青っぽいむらさき」、「みどり」でも「青っぽいみどり」「きれいなみどり」「きみどり」ができます。
最後には赤・黄・青の3色から9色をつくり、12色の色水ができました。
<自分だけの色をつくろう!>
こんどは、できた12色の色水から自由に色を混ぜて、自分だけの色をつくることに挑戦!
色を混ぜることでどんな色ができるかを考えながら、みんな楽しそうに、少し色を足しては観察し真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。
そして、できあがった自分だけの色を発表してもらいました。
「阪急電車色!」と自信をもって発表してくれた子やその他にも「オレンジジュースっぽい色」「ダブルグリーン」などネーミングもとてもユニーク!
どんな色を混ぜてできた色かを答えてくれた子もいました。
色水実験の感想を書いてもらうと
「はじめてでした!楽しかった!」「3色を混ぜるだけでいろいろな色がつくれてビックリでした」「色んな色がつくれておもしろかった」など、3色の色から本当にたくさんの色ができて、楽しく色づくりができたようです。
最後はみんなで自分がつくった好きな色を持って記念撮影をしました。
たくさん自分だけの色をつくってくれた子もいました!
ほとんどの子が色水実験は初めてということでしたが、この実験で3色からたくさんの色がつくれることが分かったのではないでしょうか。
今回は色水を使いましたが、絵の具を混ぜても同じようにたくさんの色ができるので、お家で、学校で、これからも色づくりを楽しんでみてくださいね。
みなさん、ご参加ありがとうございました!