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イベントレポート「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク 1. 家庭科 食育とくらしのエコ講座~ぬか床作りとエコバッグ作り~」

小学生を対象とした春休み限定の体験学習プログラム、「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク」が3月29日 (月)から一週間にわたりオンラインで開催されました!各日2種、計14種のプログラムを展開し、普段学校で学んでいる教科をまちのために活動する人たちが先生となって教えてくれました。オンライン開催ということで、関西だけでなく全国様々な地域から多くの方にご参加いただきました。

初日である3月29日 (月)の10:30-11:30には、「1. 家庭科 食育とくらしのエコ講座~ぬか床作りとエコバッグ作り~」を開催いたしました。
社会的に問題となっているフードロスとリサイクルをテーマに、余った野菜の皮を使って美味しいお漬物ができるぬか床作りに挑戦。また、着られなくなったお気に入りのTシャツを世界に一つだけの素敵なエコバッグに大変身させました!

担当する先生はAKCアカデミー 西村千香さんと坊山可織さんです。

≪匂いに驚き!ぬか床講座

はじめに西村さんが「もったいない」に関するクイズを出題。
「日本の小中学生は1年間に1人どれくらいの給食を残しているでしょうか?」
答えはなんと7キログラム!おにぎりに換算すると70個分だそうです!

食品ロスは日本だけでなく世界的に大きな問題となっています。
そこで今日は「食べ物を無駄にせず、大切に」と意識しながら、余った野菜の皮を使ってぬか床作りにチャレンジしました。

まずはジップロックにぬかと水、塩を入れ、後はそれをひたすら揉みます。
みなさん、一生懸命に両手でジップロックをもみもみ!
そこに余った野菜の皮を投入。野菜から出る水分とぬかが乳酸菌を生み出すことでおいしいぬか床が出来上がるのだそうです。

しっかり揉み終え、作り立てのぬか床の匂いを嗅いでもらいました。
音声は聞こえませんでしたが、びっくりした表情からどのような匂いなのかがしっかりと伝わってきました!くさく感じたらそれは乳酸菌が上手に生まれている証拠です。

「ぬか床は生き物と同じで毎日お世話をしないとダメになってしまいます」と西村さん。
名前をつけて、ぜひ可愛がってくださいという言葉に笑顔でうなずいていました。

最後は実際に西村さんがぬか漬けにしたうずらのゆで卵をスタッフが試食させていただきました。
「塩味がしっかり効いていてとても美味しいです!」と大好評でした。

世界に1つのエコバッグ作り

つづいて、坊山さんからもう着られなくなったTシャツを利用したエコバッグ作りを教わりました。

「みなさん手元にTシャツは用意できていますか?」という問いかけに、それぞれ思い出の詰まったお気に入りのTシャツを広げて見せてくれました。

さっそくエコバッグ作りを開始しました。
まず、肩の縫い目に沿ってTシャツの袖を切り、次に首の部分を切ります。みなさん真剣な表情ではさみを動かしていました。
袖と首の部分が切り終われば、裾を端から切っていきフリンジにします。幅は自分の好みでOKということでそれぞれ好きな幅にカットしていきました。細くしたり太くしたり、個性が光ります。
最後に前身ごろと後ろ身ごろを結んで完成です。
あっというまにTシャツが素敵なエコバッグへと生まれ変わりました。

デザインがお気に入りだったけどもう着られなくなってしまったTシャツ。
今度はエコバッグとして引き続き大切に使ってほしいです。

 

プログラムに参加した感想

ぬか床作りとエコバッグ作りを終えて、このプログラム参加してみての感想や「もったいない」についてのコメントを紙に書いて発表していただきました。

エコバッグ作りが難しかった。ぬか床にチーズとゆで卵を漬けたいです!
とても簡単にエコ活動ができて楽しかった。エコバッグを使いたい。
ぬか床がくさいから名前は「くさこ」です。どんな味になるか楽しみです。
もったいないことをしないようにがんばりました。
初めてのぬか漬け食べるのが楽しみです。

など、たくさんのメッセージを届けてくれました。

みなさん、全国各地からご参加ありがとうございました!
暮らしの「もったいない」について、楽しく簡単に出来ることから取り組んでいきたいですね。

今後も「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボ」では、こども達の学びの機会となるプログラムを開催していきます。

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