イベントレポート「ゆめ･まちクリーンハイキング講座」阪急阪神ゆめ･まちソーシャルラボVol.39

5/21（火）に開催されたゆめ･まちソーシャルラボVol.39「ゆめ･まちクリーンハイキング講座」のイベントの様子をレポートしていきます♪

当日は箕面の山の環境整備や清掃活動を行っている「箕面の山パトロール隊」さんの活動を知っていただく社会課題啓発イベントです。
自然の中で行うクリーンハイキングの魅力や団体の活動の様子をお聞きいただいた後、健康づくりのためのピラティス＆ストレッチ体験を実施しました！

まずは、主催の阪急阪神未来のゆめ･まちプロジェクト事務局から、ソーシャルラボ開催の目的についてお話がありました。「未来にわたり住みたいまち」をつくりたい！そんな想いを同じくするグループ会社や市民団体の方々と協働で、お客様参加型の新たな共感創造の取組みとして、ワークショップやセミナーを開催しさまざまな「つながり」を発見することで、社会課題の解決に向けた種をまく場となることを目指しています。

では早速「箕面の山パトロール隊」さんから活動のお話をお聞きしていきます～。

パトロール隊発足は2004年、「箕面の山を美しくしたい」「箕面の山の美しさを子供たちに伝えていきたい」との思いから結成されました。現在は20代～80代まで約50人のボランティア隊員が、1人でも多くの箕面の山のファンを作るべく活動されているそうです。

最初に箕面の山で撮られた動物や植物・昆虫などの写真を見せていただきました。

団体さんの具体的な活動としては、

①クリーンハイキング（パトロール）
②子供向けハイキング・企画ハイキング
③年に一度の大掃除大作戦
④不法投棄防止活動・トレイル整備
⑤自然情報の発信（ＨＰ、瀧道事務所）
⑥自主製品の販売（自然工作・花マップ）

などだそうです。
まず①のクリーンハイキングについて、教えていただきました。

クリーンハイキングとは、大自然の中のハイキングを楽しみながら、沿道のゴミを回収し、またハイキング道の安全チェックなども同時に行っているのだそうです。
箕面のハイキングコースは、滝までの道だけじゃないですよ～と団体さん。

滝の周りから、四方八方にハイキングコースが伸びていて、その道の崩落チェックや案内看板のメンテナンス、また希少動物の保護なども行います。

現在は月に15日前後、「クリーンハイキング」や純粋に箕面の山を楽しむ「エンジョイハイキング」を開催。若手・シニア隊員による安全なハイキングイベントを運営されています。

植物に詳しいボランティアもいるので、ハイキングしながら植物についての豆知識を教えてもらえることもあるんだそう。参加者の皆さんは、自然の中を気持ちよくハイキングしながら、山の知識も深めて、ゴミも拾って、と最後は清々しいお顔で記念撮影されているそうですよ。

③④の活動は、参加ボランティアの方々との協力で、驚くような不法投棄のゴミも回収されていますよ。写真で見せて頂きましたが、どうみてもプロの廃棄業者絡みに見える大量の古いタイヤの回収、冷蔵庫・レンジ・テレビなどの家電、また家庭内の一般ゴミ等を回収し、箕面市と連携して処分しています。徐々にゴミは減ってはいるものの、まだまだ不法投棄が絶えません。防止の為の看板設置なども活動の一つだそうです。

皆さん、実は箕面の山は「日本三大昆虫生息地」なんだそうですよ！
ご存知でしたか？それだけ自然が豊かだということなんですね～。
こんなに近くにそんな大自然が広がっていたなんて・・・。なんだか嬉しくなりますね！
クリーンハイキングやエンジョイハイキング、その他、動物調査ハイキングなどのテーマ別ハイキングも月に12～15日開催されていますので、ご興味ある方はぜひ一度参加してみませんか？
自分達にも出来るボランティア活動に、気軽に参加してみましょう♪

ハイキング情報はこちらから

https://www.minoh-pato.com/

後半は、箕面の山パトロール隊の隊員で、「箕面マウンテンバイク友の会」代表でもあるピラティストレーナーの方に、ハイキングなどの運動前だけでなく、日頃の硬くなりがちなカラダを優しくほぐすピラティス＆ストレッチを教えて頂きました！
初めのアイスブレイクでは頭の体操も含めた簡単だけど難しい、、、
左右逆の動きを手と足にさせてみました～。

やっぱり難しいぃ～(泣)

目の周りの小さな筋肉は、やさしくほぐすと肩や腰の筋肉とも繋がっているので、コリ解消に効果が期待できるそう。
顔の向きとは反対の方に視線を動かしたり、無理ない範囲で目を少し大きく動かしてみましょう！と元気よくテンポよく導いてくださいます。
座ったままでも出来る運動ですが、見た目以上にハードで、しっかりカラダがほぐれていきました～。