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イベントレポート「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク 6.理科 Let’sサイエンス~色のひみつを分析しよう~」

小学生を対象とした春休み限定の体験学習プログラム、「ゆめ・まち×スタジモ こども学びウィーク」が3月29日 (月)から一週間にわたりオンラインで開催されました!
各日2種、計14種のプログラムを展開し、普段学校で学んでいる教科をまちのために活動する人たちが先生となって教えてくれました。オンライン開催ということで、関西だけでなく全国様々な地域から多くの方にご参加いただきました。

3月31日(水)13:30~14:30は、「6.理科 Let’sサイエンス~色のひみつを分析しよう~」を開催いたしました。

クロマトグラフィーという方法を使って、水性ペンのインクの色を分離する実験をしました。色やお花など身近な英語も一緒に挑戦です!
担当する先生はひばりヶ丘こどもアカデミーの辻本さん・讃岐さん・ジェネシスさんです。

≪ペンの色が分離する!?

さっそく実験をしていきましょう!
白く長いろ紙に、水性のペンで点々をつなげて丸を書きます。ろ紙を少し水の入ったペットボトルの中に入れると、紙に水が少しずつしみ込んできます。
さて、このまま少し時間をおいてみてみましょう。

さて、その間にジェネシス先生とLet’s Sci English!
身の回りにある色は何の色が混ざってできているのかを英語で学んでいきます。

色のもとになるのは、赤・黄色・青の3色。沢山の色は全部この3色が混ざってできています。
2つの色が混ざると何色になるのか、英語でそれぞれの色は何というのか一緒に発音してみます。それぞれの色ごとのお花の英語も教えてもらいました。
わかったら大きく腕で〇を作ってテンポよく進んでいきました。

お次は英語で絵描き歌!みんなでヒマワリを描いてみよう!
「おこのみや~き~焼いとこか~」「かまへんかまへん」
となじみのある単語を英語にした可愛い歌に合わせてお絵描きしました。
可愛いヒマワリのできあがり。

さて、そろそろ色が分離してきたかな?
ペットボトルを覗くと・・・ペンのインクがにじんで重なりながら2~3色に分離していました。

この方法をペーパークロマトグラフィーと言います。
実は身近なところでも使われているこの技術。例えば浄水器の中にも入っているんですよ。

 

 

クロマトグラフィーでお花作り

このクロマトグラフィーの方法を使ってお花を作ってみましょう!
丸い紙の上に点々で色を入れながら円を書いていきます。いろいろなペンを使って色を混ぜて書いてみました。
ペットボトルのふたに水を入れて、切込みの細い部分を付けてまた時間を置いておきます。

さてさて、みんなのお花はどうなったかな・・・?見てみよう!
カラフルなお花が咲きました!
ペンで書いた点が広がって花びらのようになって、元の色から分離した色がいくつも重なってとってもきれいです。

お花を持ってみんなで記念撮影!できたお花を見て嬉しそうにしていました。

このクロマトグラフィーの実験は、もっといろいろな色や方法で試してみると自由研究になりそうとアドバイスをいただきました。
ペンの色の違いや、ペンのメーカーによって混ざり具合が違うことも。

身の回りの物質は、色々なものが混ざったり繋がったりしてできています。
実験の方法や見つけたことを書いて、新しい疑問ややってみたいアイディアが浮かんだら理科が上手になるチャンス!
次の実験を考えて自分でやってみましょう。

 

実験と英語の感想は?

最後はジェネシス先生と英語会話の時間。
好きな色や動物、果物、野菜について一人ずつ答えました。
先生の発音をマネしながら、楽しい雰囲気の中話をしていました。

最後にみなさんから感想をいただきました。
「赤に黄色が入っていてびっくりしました。」
「またやりたいです。おもしろかった。」
「ヒマワリの絵描き歌がおもしろかったです」
「物質はいろいろなものが混ざっていると分かりました」
「少しずつお花になっていって嬉しかった」

花の汁や色水だったら、今回の方法で色の分解ができるそうですよ。
ぜひやってみてください!

みなさん、全国各地からご参加ありがとうございました!
疑問やアイディアから自分で実験してみる理科の楽しさを体感できましたね。お休みにはお家でいろいろな実験をしてみてくださいね!

今後も「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボ」では、こども達の学びの機会となるプログラムを開催していきます。

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