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イベントレポート「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.90 ゆめ・まち こどもラボ 親子でからだを動かそう!スポーツでつながるコミュニティ」

「触れる!感じる!ゆめ・まち こどもラボ」は「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」が地域の市民団体や企業と協働し、それぞれの強みやリソースを持ち寄ることで、こども達に五感を使ってワクワクする「体験」や「学び」の機会を提供するプログラム。

みなさんからいただいた参加費は全額、地域を支える市民団体に寄付します。

第4回目は2月2日(日)に「親子でからだを動かそう!スポーツでつながるコミュニティ」をJT女子バレー部体育館にて開催しました!

 

【スポーツを通したコミュニティ活動】

まず、NPO法人えびすバスケットボールクラブさんから団体の紹介がありました。

えびすバスケットボールクラブさんは、えびすと名がついていることから想像できるように西宮を拠点にする団体です。

「こどもがスポーツに取り組むという、どの地域にもありふれた活動を、社会課題解決の原動力とすることで世の中にポジティブな変化を生み出す」ことを目的として、多世代交流やこども食堂、学習支援のほか社会課題へ向けた様々な活動をしています。スポーツをきっかけとしてコミュニティの輪を広げることで、多くの企業や団体と協働してこども達の育成に力を入れています。

そして、えびすバスケットボールクラブさんから大阪マーヴェラスさんを紹介していただきました。

バスケットボールクラブの団体とバレーボールチームとの関係性に驚くかもしれませんが、大阪マーヴェラスさんがえびすバスケットボールクラブさんの活動主旨に共感し、大阪マーヴェラスのジュニアバレーボールチームの運営にえびすバスケットボールクラブさんが携わっているそうです。

大阪マーヴェラスからは、広島サンダーズの元バレーボール選手で大阪マーヴェラスの運営に携わっている丹山さんと中山さんが自己紹介の後、実際にバレーボールを使ってパスやレシーブなどを見せてくれました。

また、今回のプログラム会場は大阪マーヴェラスの選手が練習に使う体育館です。

とても広くて、床もオリンピックなどの公式の試合で使用される仕様だそう。参加者のみなさんは感触を確かめて関心を持たれていました。

 

【風船をボールに見立てて体を動かそう!】

さあ、お楽しみのアクティビティです。

まずは準備運動から。体の筋肉を伸ばすストレッチを行った後は、ペアになって瞬発力を高めるウォーミングアップ。だんだん難しくなっていく内容に、お互いの息を合わせて楽しみながら取組みました。

からだが温まった後は、風船を使ってパスの練習です。

参加者は目をキラキラさせながら好きな色の大きな風船を選び取った後、ペアの相手にパスしたり、レシーブで受け取ったりとバレーボールのようにやり取りをしました。

扱いに慣れてきたら、少し難しいパスにも挑戦!だんだん難しくなるアクテビティに夢中で取り組みました。

次は風船を落とさないようにパスをしながら、コートの端から端まで運びます。お互いにコンタクトを取りながら予想がつかない動きをする風船を工夫しながら運んでいました。

ペアでのアクティビティの後、今度は4人1チームになってボールを運びます。

初対面同士ですが、声をかけながらボールを落とさないよう運んでいるうちに一体感が出てきて、自然と笑顔でコミュニケーションを取りながらスムーズに運ぶ様子が印象的でした。

 

【ゲームで深まるコミュニケーション】

最後は2つのグループに分けて、4人ずつ風船を運び、風船をバスケットゴールのようにフラフープの輪の中に入れる対戦ゲームをしました。輪の中に風船が入ったら1点として、2グループで決められた時間内に何点入るか点数を競ってもらいました。

丹山さんと中山さんにもそれぞれのグループに入ってもらい、ゴールでフラフープを持ってボールをうまく入れてもらう役目です。ゴールは移動できないので、参加者はゴールの位置まで風船をしっかりと運ばなくてはいけません。

ゲームを始める前に、それぞれのグループで円陣になって元気いっぱいに掛け声をかけました。両グループとも気合は十分です。

こどもも大人も声をかけあいながらゴールを目指します。ゴールでフラフープを持つ丹山さん、中山さんも1点も逃すまいと一生懸命ボールを輪に入れていきます。白熱したゲーム展開の中でも、笑顔で声をかけあう姿が見られ、ゴールを決めるとハイタッチをするなど、初めて会った参加者同士とは思えないほど、仲の良いコミュニケーションを取られていました。

ゲームは接戦のうちに終わりましたが、グループ内で自分たちの頑張りをたたえ合い参加者のみなさんの表情からはやり切った達成感と笑顔がこぼれていました。

 

プログラムの終わりに、こども達に感想を聞いてみると…

「大きいふうせんが楽しかった。」

「チームに分かれて競争したことが楽しかった。」

「だれとでも仲間として一緒に遊べたことが楽しかった。」

「からだをいっぱい動かし、チームで協力できたので、とても楽しかった。」

「会場がプロ選手の人が使っていることを知ってへぇーと思った。」

 

など、たくさんの発見、感じたことがあったようです。

スポーツを通してコミュニケーションをとる楽しさや人との繋がりを感じていただけたのではないでしょうか。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

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