2.122019
イベントレポート「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボVol.34 地域とお酒にまつわるゆめ・まち講座」 第一部【焼酎】
スタジモスタッフのイケちんです♪
久々の登場です。決してサボっていたわけでは無いのですが、、、。
私はスタジモにしのみやに勤めていますが、住まいは豊中市です。
通勤時間は45~50分、結構遠いのです~(笑)
先日(1/27(日))「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボVol.34 地域とお酒にまつわるゆめ・まち講座」が開催され、第一部【焼酎】の回で、豊中市社会福祉協議会から講師を迎えての講座があったんですよ!
当日は、地域活性化やお酒を絡めた取組みにご興味をお持ちの方々に多数ご参加いただきました!
どんなお話だったか、少しだけ紹介しますね~。
【豊中あぐりプロジェクト事業】についてご紹介いただきました。
これは、学校の中庭や老人ホームの屋上などを活用した“都市型農園”を拠点に、人と人とのつながり、ふれあい、認め合い、支え合う共有空間(コモンズ)を創造することで、社会参加(特に男性)を促進し、地域福祉の担い手づくりを目指している事業です。
まずは、休耕地や空地を活用し、地域在住の主に定年退職後の男性の方々と、季節の野菜作りから始められました。
スタート直後は、全く違う環境で社会生活を送って来られた方々の、効率や成果優先などの考え方の違いでなかなか友好的な関係づくりが進まず、同時に野菜作りも進まず……ご苦労も多かったそうです。
農園での作業は、一人で何もかも出来るわけではありません。
皆でフォローし合って、知恵を出し合いながら協力し、初めて成果が出てくるものです。
良い関係・環境作りの為の苦肉の策で、“流しそうめんを楽しもう”企画を提案!
これが大変奏功し、役割分担がうまく機能した結果、競争ではなく、協力して目標を目指し成果を出す道筋が、参加者の皆さんの中に見えてきたそうです。
その後の活動は、もちろん野菜の収穫体験、地産地消のイベント、また、ボランティアへのグループ参加や勉強会なども企画実施されています。
収穫した作物は、地域の“子ども食堂”へも届けられているそうです。
そんな中、あぐり農園で収穫されたさつま芋で、焼酎も作られているんだとか!
今回は講座の中で、試飲タイムもありました。お味はいかがでしょう?
この【豊中あぐりプロジェクト】の取り組みは、全国的にも注目を集め、TV局の取材を受ける事も度々あるそう。本日ご参加の皆さまも、講師のお話に引き込まれている様子でした。
健康寿命が大きくクローズアップされる今、アクティブシニア世代の社会参加の新しい活動として、農業とボランティアをテーマにしたこのような活動は、今後ますます広がって行くであろうことを実感した講座でした。
全国に先駆けてこのような活動に取り組む地元を誇りに思うと同時に、私自身もそう遠くない将来、アクティブシニアになった時、ぜひ参加してみたい活動だと思いました。
《参考》豊中あぐりプロジェクト事業
https://www.toyonaka-shakyo.or.jp/nav/nav_chiki/agriproject
●次回の「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボ」は、Vol.35 ゆめ・まちリサイクルチャレンジ!
地域産業であるお酒にまつわる親子向けイベントです。お酒とびんの歴史的なつながりやその産業を支える人々の思いを伝えると共に、ガラスびんのリユース・リサイクルなど環境学習も!オリジナルラベルづくりの体験もお楽しみいただけますよ♪
ご興味があればぜひこちらからチェックしてくださいね。(対象:小学生以上(保護者同伴必須、未就学児同伴可)
https://stajimo.jp/?event=190217yume-machi
こちらをクリックするとPDFファイル(588KB)が開きます。
阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボとは…
「未来にわたり住みたいまち」をつくりたい!
そんな想いを同じくする市民団体の方々やグループ会社と協働で、阪急阪神ホールディングスのグループ社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」が進める、お客さま参加型の新たな共同創造の取組みです。
ここスタジモにしのみやでは、阪急阪神沿線で地域環境づくりや次世代の育成に取り組む市民団体の活動やグループ各社の社会貢献活動を紹介すると共に、セミナーやワークショップなどの協働イベントを定期的に開催。
それらを通して、さまざまな「つながり」を発見し、社会課題の解決に向けた種をまく場となることを目指します。
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/yume-machi/social-labo.html