8.222019
ゆめ・まちサマースクール~カレーをきっかけにいろいろな国や文化を知ろう~
今日は、8/19開催「ゆめ・まちサマースクール~カレーをきっかけにいろいろな国や文化を知ろう~」イベントの様子をレポートします!
2020年東京オリンピック・パラリンピックや2025年の大阪・関西万博の開催など、外国から多くの人達を迎える機会が多くなる日本。
こども達にとっても、学校やまちでいろいろな国籍の方に出会う機会が、今後さらに増えると考えられます。そこでこども達にとって身近な食べ物であるカレーをきっかけに、インドとスリランカについて知るイベントを開催。
JICAボランティアの経験者をお招きし生活の違いや言葉、文化などを楽しく学んでいただきます。
多文化理解の第一歩を踏み出すきっかけになれば、と企画されたイベントです♪
最初に、阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト事務局からのごあいさつのあと、早速今日の先生、スリランカで体育の先生をされていた早瀬さん、インドで日本語の先生をされていた福西さんに登場していただきました!
お2人は、それぞれの国の民族衣装を着て登場です。
まず簡単な自己紹介と民族衣装について、現地での活動の様子、食事(カレー)の様子、街の様子、交通事情など、いろんな視点で写真を見せていただきながら楽しくお話くださいましたよ~。
大きな布を腰に巻く「サロマ」を着た早瀬さん。
長年体操競技をされていた事もあり、体育の先生をしながら、スリランカの子ども達に器械体操を教えていたそうです。
しかし、体操競技を見たこともやったこともない子どもが大半。。。準備体操から始まり、走り方、前転などを教えることからスタートしたそうです。
早瀬さんは高校の頃の先生の影響を受けてJICAの青年海外協力隊に参加されたんだそう。活動先として向かったスリランカの街には野良犬ならぬ、野良牛もたくさんいてビックリ!
またリスの鳴き声で目覚める事もあったり、動物にはたくさん触れ合える機会があったようです。
市場にはたくさんの果物や野菜が並んでいるそうですが、街のあちこちの木にいろんな実がなっているそうで、とっても安く買えるんですって!マンゴーの実は一個20~30円くらいだそう!
電車ではなく汽車が走っていて、駅で乗り降り、というより、途中の徐行箇所で飛び乗り、降りたい場所で降りるのが普通だとか(><)
日本では考えられない光景ですよね。
インドの「パンジャビドレス」を着て登場の福西さん。涼しそうでステキな衣装ですね。
ちなみに、インドの男性は「クルタパジャマ」という暑い地域ならではのゆったりして風通しの良い衣装を着ているそうですが、この「パジャマ」は日本で私たちが使っている寝具のパジャマの語源なんだそうですよ!
福西さんは、子どもの頃見たテレビで「発展途上国のストリートチルドレン」が紹介されていて、同じ年くらいの子ども達が、家もなく道端で子ども達だけで生活している様子を見て、何か自分にも手助けが出来ないのかな~と漠然と考えていたそう。その後大人になって青年海外協力隊の活動を知り、参加されました。
イベントに参加してくれたこども達に学校は、1クラス何人ぐらいですか?と福西さん。
だいたい30~40人が一般的のよう。しかし福西さんが先生をしていたインドの学校は、1クラス80人ほどもいたんだそう!これもビックリですね。
こども達の給食やお弁当のカレーの写真も見せていただきました!
美味しそうではあったけれど、毎日3食カレーなんですって・・・。
また、インドにも野良牛、野良馬、野良猿、野良らくだもいたんだそうですよ~(驚)
みんな熱心にお話を聞いてくれています。
ここで、2人の先生方に、ご当地クイズをいくつか出してもらいましたよ!
例えば、、、、
スリランカクイズ!!
スリランカでは、毎月、学校や仕事がお休みになる日があります。
さて、どんな日でしょう?
①月初めの1日 ②真ん中の15日 ③紅茶の日 ④満月の日
正解は??
④満月の日 スリランカは熱心な仏教の国。毎月満月の日はお祈りにささげる日なんだそうですよ。
毎月必ずお休みがあるなんてうらやましい??ですね~。
最後は、インドとスリランカのカレーを食べ比べてみましたよ!
あ~全然違いましたね~。見た目も辛さも味も。
きっとお家のカレーとも全然違ったよね~。
さて、とても内容の濃い1時間半のイベントでしたが、こども達は、みんな最後まで熱心に聞いてくれていました。
ご参加の皆さま、講師の先生方、楽しいイベントをありがとうございました!!